機能性物質を強化した植物の開発
本研究では、植物が本来もつ代謝機能を高度化するための基盤技術の開発に取り組んでいます。植物は、環境の変化に適応しながら多様な機能性物質を生産する能力を備えています。これらの代謝経路を遺伝子レベルで改良することで、植物により高い機能性や付加価値を付与することが可能になります。例えばアスコルビン酸(ビタミンC)をはじめとする抗酸化物質の蓄積量を増加させる改良は、植物自身の環境ストレスへの耐性を高めるだけでなく、人の健康に資する高機能な食品素材としての価値向上にもつながります。このように、機能性物質を強化した植物の開発は、農業生産性の向上と、健康に寄与する食品開発の双方に貢献することが期待されています。
